- No : 1646
- 公開日時 : 2012/03/01 00:00
- 更新日時 : 2018/01/17 16:00
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家屋は年々老朽化していくのに、評価額が下がらないのはなぜですか。
家屋は年々老朽化していくのに、評価額が下がらないのはなぜですか。
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回答
●固定資産税(家屋)の評価は、全国一律「再建築価格方式」を採用しているため、必ずしも評価額が下がるというわけではありません。特に建築年の古い家屋については、過去に建築費の上昇が続く中、評価額が据え置かれていたこともあって、近年の建築資材価格などの下落を加味した評価額であっても、以前から据え置かれている評価額を下回るまでには至らず、評価額が下がらないといったことがあります。
●「再建築価格方式」とは、評価しようとする家屋と同一の家屋をその場所に新築するとした場合において、必要な建築費を求め、これに新築時からの経過年数に応じた減点補正等を行うことによって、その家屋の評価額を求める方法です。