利用時間
10時~18時
※11月~2月は10時~17時
料金
入園は無料
※庵使用の場合は有料。1時間当たり510円
庵は句会や茶会等に利用可。申込は庚申庵史跡庭園(089-915-2204)まで
休園日
水曜日(祝日の場合は翌日)及び12月28日~翌年1月4日
※庭園管理のための臨時休園あり
交通機関
JR利用 JR松山駅から徒歩10分
伊予鉄道利用 高浜線古町駅から徒歩5分、市内電車宮田町駅から徒歩4分
※駐車場はありませんので、公共の交通機関をご利用ください。
施設の概要
庚申庵は、天明(1781~1789)の俳壇に、その名を知られるようになった俳人栗田樗堂(1749~1814)が寛政12年(1800年)、現在地に営んだ草庵です。この地には小さな祠があり、古庚申と呼ばれていたこと、また建てたのが庚申の年であったことから庚申庵と名付けられました。樗堂は、松山松前町の酒造業後藤家に生まれ、後に同業の栗田家に入夫、家業を盛り立てる一方、町方大年寄としても活躍しました。俳人としても加藤暁台に師事し、蕉風俳諧復興運動に尽くすなど俳壇をリードする活躍で、小林一茶をはじめ、多くの俳人が樗堂を訪ねています。
現在、庚申庵は公有化され、平成12年(2000年)から3か年かけて復元、往時の姿を甦らせています。建物南側には風雅な庭園があり、毎年4月末に咲く藤の花は見事です。