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  • 公開日時 : 2013/06/03 00:00
  • 更新日時 : 2016/08/17 15:00
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堀之内にスポーツ施設を作れないのですか?

堀之内にスポーツ施設を作れないのですか?
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回答

 城山公園は、そのほぼ全域が昭和27年に国の史跡に指定されたことに伴い、本市では、松山城郭の保存と活用を目的に城郭建物の復興や二の丸の整備などに努め、郷土松山のシンボルとして多くの市民に愛されてきました。
 その中にある堀之内地区は、戦後、市営球場や庭球場などのスポーツ施設、さらには病院や文化施設などが建設され、半世紀余りに亘り中心市街地の便益空間として活用されてきました。
 しかしながら、これら施設の老朽化が著しく進み、建て替えを検討する段階で、文化庁や関係機関とも協議を行った結果、堀之内地区は「史跡松山城跡」として文化財保護法の規制を受ける地区であり、地下には、江戸時代の武家屋敷の遺構等の貴重な文化財が残されていることから、新たな大規模施設の建設は困難であると判断し、平成5年3月に現在の松山中央公園へ堀之内地区の市有スポーツ施設の移転を決定しました。
 また、平成9年度からは、市民団体の代表者、旧建設省・文化庁などの関係省庁や行政機関の関係者、さらには学識経験者などを交えた市民参加による城山公園(堀之内地区)整備計画検討委員会を組織し、松山固有の財産である松山城の保存・保護とその利活用を目的とした長期に亘る城郭景観保全の段階的な整備と都市公園としての緑地広場の整備について、多角的な検討を進めた結果、平成12年3月に城山公園(堀之内地区)整備計画報告書がまとめられました。
 本市では、これらの経緯や報告書を踏まえ、文化庁などの関係機関と事前協議を図り、史跡整備を前提とした史跡等購入補助金や史跡整備補助金、まちづくり交付金などの有利な国の補助制度を活用しながら、平成16年度から城山公園(堀之内地区)の第一期整備として、堀之内地区の施設移転撤去後の文化財調査を実施し、松山城三之丸地区の地下に眠る江戸時代の町割りや藩政期の武家屋敷遺構の保護を図りながら、史跡景観に配慮した広々とした緑地広場を整備しました。
 今後におきましても、史跡の管理団体として、三之丸御殿跡や小普請所等の貴重な江戸松山藩の主要施設が想定される場所については、長期的な視点に立ち、詳細な発掘調査を実施したうえで調査成果を活かした段階的な整備を計画的に進める予定としています。
 なお、国の補助金を受けて整備した箇所にスポーツ施設などの目的以外の用途に転用する場合、一般的には補助金を返還(堀之内地区の場合約29億円)しなければなりませんが、文化財保護法に基づく史跡指定の解除が通常ありえないことから、補助金の返還制度すらないのが現状です。
 このようなことから堀之内地区にスポーツ施設を建設することは、災害等により文化財が破壊され消滅し、史跡指定が解除されない限り、不可能と考えていますので、ご理解の程よろしくお願いします。
担当部局・担当課 : 
総合政策部 > スポーティングシティ推進課
担当部局・担当課 連絡先 : 
089-948-6598

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