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  • 公開日時 : 2012/03/01 00:00
  • 更新日時 : 2024/03/28 10:41
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住宅用火災警報器について教えてください

回答

■ 住宅用火災警報器の設置義務化について

 ○ 全ての住宅に火災警報器の設置が義務付けられました。

Q なぜ設置しなければならないのですか?
A 住宅火災による死者は増加の傾向にあり、全ての火災による死者の中でも大きな割合を占めています。私たちの生活に最も身近な場所「住宅」における安全と安心を確保するために設置が義務付けられました。

Q いつからですか?
A 新築する場合は平成18年6月1日から、既存住宅については、平成23年6月1日から適用されています。

Q 家のどこに設置すればいいのですか?
A 住宅の寝室に使っている部屋は全てに「煙を感知する」タイプの住宅用火災警報器の設置が必要です。2階建て以上の住宅で、2階以上の階に寝室がある場合は、階段部分にも設置が必要です。

Q 台所が一番危ないような気がしますが。
A 確かに、台所からの出火件数も多いのですが、それによる死者の発生は比較的少なくなっています。台所には設置義務はありませんが、設置した方が安全・安心につながりますので、できるだけ設置して下さい。

Q マンションに住んでいますが、もう似たようなものがついています。
A マンションなどで、自動火災報知設備やスプリンクラー設備などが設置されている場合は新たに設置する必要はありません。

Q 住宅用火災警報器を設置しないといけないのは松山市に住んでいる人だけですか?
A 消防法により義務付けとなっていますので、日本全国すべての住宅が対象です。

 ○ 悪質業者に注意しましょう!!

Q 消防署や市役所が販売してくれるのですか?
A 消防職員や市の職員が直接販売することはありません。また、松山市では特定の業者に販売を委託したりはしていません。

Q 住宅用の消火器も設置が義務付けられたのですか?
A 住宅に設置することが義務付けられたのは、住宅用火災警報器です。住宅用消火器は設置するほうが望ましいですが、義務ではありませんのでご注意下さい。

 ○ 不審な電話や訪問による勧誘があった場合は、すぐに【住宅用火災警報器総合相談窓口:消防局予防課・電話番号089-926-9247】までご連絡下さい。

■ 住宅用火災警報器について

 ○ 煙を感知するものと熱を感知するものがありますが、設置が義務付けられたのは煙を感知するタイプです。

 ○ 天井に設置するものと壁に設置するものがあります。

 ○ 警報には、アラーム(ピー、ピー、ピー音)や音声警報(火事です。火事です。)などがあります。

Q 自分で取り付けることはできますか?
A ドライバー(ねじ回し)があれば簡単に取り付けできます。天井や壁の高いところに取り付ける必要がありますので、できれば2人以上で作業されたほうが安全です。また、家族や親戚、ご近所で高齢者の方のみの世帯がある場合には、設置作業に協力してあげてください。

Q 一度取り付けたら、どのくらい有効なのでしょうか。
A 電池の寿命により違いがありますが、10年電池式のものが主流のようです。また、住宅用火災警報器は、簡単に作動テストを行えるように作られています。1ヶ月に1回程度は、作動テストを行い、機器が正常に作動するかどうか確認するようにしましょう。

Q どのようなものを選べば良いですか?
A 国の定めている機器の基準に適合していると確認されたものにつけられる「NSマーク」つきの機器をお勧めします。

Q どこで買えばいいのですか?
A 電器(機)店や家電量販店、ホームセンターや消防設備業者さんなどで取り扱っています。音声合成の有無、ひとつの部屋で火災を感知すると全ての部屋に音声が鳴る連動式のタイプなど、機能によって価格は違うようですので、ご確認のうえご購入ください。


【担当】予防課 火災調査担当(電話番号089-926-9247)
担当部局・担当課
松山市消防局 > 予防課
担当部局・担当課 連絡先
089-926-9247 089-926-9200 089-996-7141
参考URL
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/kurashi/bosai/sbbousai/sbkasaiyobo/juukeiki.html

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