下水道は、欠かすことのできない都市基盤施設であり、ナショナル・ミニマム(国が国民に保障する最低限の生活水準)としての考えが定着していますが、その役割は以下のとおりです。
●川や海がきれいになります
私たちが使った汚い水や、工場などから出た排水を下水管に集めて、下水浄化センターに運び、浄化して放流することで、川や海がきれいになります。
●街がきれいになります
下水道をつくることによって、溝や水路が汚れなくなり、悪臭や害虫の発生を防ぎ、街が清潔に保たれます。
●雨が降っても大丈夫
下水道は、川や水路と同じように、低い場所で大雨が降っても、すぐに排水できるため、浸水が少なくなります。
●トイレが水洗にできます
清潔な暮らしに欠かせない水洗トイレが、浄化槽なしで使えるようになり、嫌な臭いもなく、衛生的な生活ができます。