合流式下水道から流出したとみられる白色固形物(オイルボール)の漂着等の社会問題が発生したことを契機に、国では新たな合流改善計画に取組み、平成14年6月に改善指針を示しています。
この指針では、概ね10年以内を目途に、
1.汚濁負荷量の削減
2.公衆衛生上の安全確保
3.きょう雑物の流出防止
等が目標とされています。
松山市においても、平成16年度末に「合流式下水道 緊急改善計画」を策定し、平成25年度までに、雨水吐口にゴミ等の流出防止のためのスクリーン施設の設置や、処理場への流入量を増加させるためのバイパス管の設置、さらには浄化センター施設の改良等を実施しました。