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  • No : 1626
  • 公開日時 : 2012/03/01 00:00
  • 更新日時 : 2021/03/01 19:35
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市の花について教えてください

回答

 松山市は、市花として昭和47年4月1日に「つばき」を選びました。日本原産のこの花は全国いたるところに咲きますが、理由は法興6(596)年聖徳太子が道後に行啓され、これを記念して、伊佐爾波岡に立てられたという温泉の碑によるもので、この文章は「伊予国風土記」逸文のなかにも載せられ、我が国最古の金石文として重要なものです。その碑文中「温泉の周囲には椿の樹が茂って温泉を取り囲み、その壮観なことは、実にたくさんのキヌガサをさしかけたようにみえる」という意味の句があり、当時、温泉の周囲には、椿の木が繁茂し、鳥がさえずり、仙境の観を呈していたことがうかがえます。この碑文の由来から「つばき=ヤブツバキ」が選定されました。

松山市教育委員会発行「伊予路の文化」
担当部局・担当課
秘書広報部 > シティプロモーション推進課
担当部局・担当課 連絡先
089-948-6877
参考URL
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/shisei/matsuyama/sisyohanauta/yabutsubaki.html

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